先週金曜日,第一回SADI座談会「アールトを語る」を無事に終えることができました.
ご参加下さった皆様,どうもありがとうございました!(参加者計24名)
当日出席者の皆様からは,いろいろなアールトに関するエピソードやご意見が飛び出しました.アールトの国家を背負った戦略的な一面,ブリュッグマンとの比較,また素材から見たアールト建築の変遷,などなど….
中でも冒頭に発言された,南迫先生のNICHE(ニッチ)誌にも寄稿された「エロッタヤ・パビリオン」の当時の革新的な設計と改変された現状のご報告や,また平山会長の「見えない面」によって見えてくるアールトの空間論には目から鱗が落ちる思いでした.
ところが最後にようやく議論が盛り上がってきたところで時間切れとなってしまい,あらためて進行の難しさを痛感しました(できればあと3時間くらい欲しかった!).他にも発言を予定していた複数の会員の皆様にもお話し頂くことができず本当に失礼しました.
担当としても反省することしきりです….
次回以降は今回の反省を生かして,もう少し内容を詰めていきたいと考えています.
この秋口~クリスマスにかけても,まだまだSADIのイベントは盛りだくさんです!
どうかご期待下さい.
早くも次は,9月12日(金)に脇坂圭一氏による現代デンマーク建築に関する講演が予定されています.こちらもどうかお見逃しなく.詳しくは
>>こちら.
担当:関本竜太